今回は代理店の方で企画コンテが用意された。 これを下敷きに演出を考えていった。 企画コンテのFIXを待たずに演出コンテに着手したため、演出コンテ時にリテイクでシナリオを変えることになったのが難しい点。また、この形だと演出側がクライアントの意向を把握しずらいため、少なくともクライアント側と話す機会をこの時点で設けるべきだった。
pokeca_wcs_cente0430_TPCFB追記 (1).pdf
担当者:おちゃのこ
クライアントが映像関係者ではないため絵コンテではイメージしてもらいづらいと判断し直接Vコンテを作成した。 また次の工程がプリビズであることを考えればblenderで作成することが望ましかったが、アセットの用意が間に合わなかったこととスピード感が必要だったためclipstudioとAfterEffectsで作成した。
また現場から絵コンテを要求されたため、PMがVコンテを切り出して絵コンテを作成することになった
課題点1:コンテからプリビズへの接続(コンテ時のカメラデータなどをプリビズに引き継ぐフロー)
課題点2:blenderでVコンテと絵コンテを同時に作る手法の開発
担当:ニシムラトオル
企画コンテや演出コンテをもとにカラースクリプトを作成。 完成映像の雰囲気をクライアントへ伝えるとともに、制作現場の指針とした。
担当:伊久美さん
トレーナーキャラクターは今作用に設定を起こした。
資料が少ないことと、スケジュールが短い中でクオリティを担保するために、「作監を担当する伊久美さんが描きやすい造形」でデザインしてもらった。(あくまで元のデザインから外しすぎない範囲で)
担当者:ニシムラトオル
各シーンの美術ボードを作成。 リーリエパート、マリィパート、その他パートは美術で描くことにし、作業者にタスクを分配したためこれらのボードを基準に作成。
また、美術ボードをもとに色彩設計様が色見本を作成。
担当者:aburaki さん
キャラクターデザイン、美術ボードをもとに色彩設計様が色見本を作成。 クライアントへの確認と現場での方向性の確認用として活用した。