この項では今作の制作過程の特徴であるプリビズを用いた作画ワークフローについて掘り下げていきます。
今作の制作にあたり、下記の問題に直面しました。
作画スタッフが主に新人である 多くの種類のポケモンが出るが、タイトなスケジュールの中でそれぞれのデザインをおこす時間がない(デザインスタッフの確保も難しかった) デザイン監修が厳しい(だろう)
しかし、それに対して
クライアントからゲームで使用している3Dモデルを借りられる 優秀な3DCGスタッフをアサインできる
という状況を作ることができたため、
「3DCGでアニメーションを作り込み、それをなぞるように作画することで諸々の問題を解決しよう!」
という方向で制作方針が決まりました
実際に行ったプリビズの工程を表にまとめました。